ペットの存在が最高のホルモンを分泌してくれる!?

看護師は心身ともに消耗しやすい職業です。
受付や急患対応で動き回り、休憩時間がまともにとれない時もあります。
また、医師と患者との間で板挟みとなりやすい上、同僚たちとも積極的に連携をとらなければならず、常に緊張感が漂っています。
体力的にも精神的にもダメージを受け続けると、様々な面でのリスクが高まるため注意が必要です。
例えば、いつもはできている業務でミスを頻発したり、周りの人たちと上手くコミュニケーションが取れなくなります。
命を預かる仕事であるため、現場では些細なミスも許されません。
ミスをしたことで自己嫌悪に陥り、休職や退職に追い込まれる看護師も多くいます。
こうしたストレスフルな環境に身を置いていると、どんどん心が蝕まれていきます。
そこで癒やしとなるのがペットの存在です。
ペットを飼うことで得られる癒やし効果には科学的根拠があり、戯れているだけで様々なホルモンを分泌します。
多幸感を味わえるオキトキシン、安心感をもたらすセロトニン、ストレスを軽減してくれるフェニルエチルアミンなどが挙げられます。
いずれも疲れ切った心を癒やすことができる最高のホルモンです。
ペットは話すことはできませんが、飼い主の心をしっかりと読み取ります。
辛くて泣いている時、寂しい時、イライラしている時など、飼い主が追い込まれていることを察して寄り添ってくれるのです。
ペットの世話をすることで責任感も生まれ、「この子のために頑張る」というポジティブな気持ちになれます。
このように看護師がペットを飼うメリットは豊富にあるため、動物好きの看護師はぜひ検討してみてくださいね。